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IT業界で聞くべき逆質問とは?|IT業界で働く社会人13人に調査

IT業界で聞くべき逆質問とは?|IT業界で働く社会人13人に調査

「IT業界の逆質問で何を聞くべきかわからない」と思う方も多いのではないでしょうか?

私も新卒の就活でIT業界を中心に面接を受けましたが、逆質問で何を質問すべきかわからず困った経験があります。

本記事を読むことで

  • IT業界の逆質問で好印象を得るポイントがわかる
  • IT業界の面接を受ける際の不安が減る

といったメリットがあります。

そこで、IT業界で働く社会人13人に調査した「IT業界で聞くべき逆質問」を紹介します。

IT業界で聞くべき逆質問とは?

IT業界で聞くべき逆質問には、どういったものがあるのでしょうか?

結論からいうと、IT業界の面接でのみするべき逆質問は特にありません

ここでは、実際にIT業界で働く社会人13名の具体的な回答を紹介します。

日系大手IT社員の回答

逆質問はアピールにも使えるというのが一般論としてあるため、近年のIT動向と志望企業の方向性を聞いたり(クラウド化や2025年問題など)、その企業の最近のニュースを聞くと良いと思います。あとは聞き方として、自分の認識を伝えた上で聞くと好印象です(調べたところ〜と思ったのですが、〜の違いは何ですかなど)。

逆質問は熱意をアピールする場であるため、自身の志望動機に関して障害となるものがあれば率直に聞けば良いかと思います。ただ、逆質問で高度な質問ができれば、熱心な企業研究による熱意と分析力がアピールできるかもしれません。

逆質問の例は以下のとおりです。

  • ¨私は御社で〇〇業界の××な課題を、△△して解決したいと思います。御社の〇〇向けの部署では、どんなことをされていますか?¨(人事じゃ答えられないかもしれません。相手が答えられなければ、「対象の部署の人とお話しする機会をいただきたい」まで言っても良いでしょう)
  • 〇〇職には〇〇というスキルが求められると私は考えます。実際に活躍されている人には、どのような特徴がありますか?

「IT業界で聞くべき逆質問」はないと思います。ただ、逆質問のポイントとしては、会社の雰囲気や実際の働き方・企業理念がどのように浸透しているのかなど社員でないと答えられない質問をすると良いです。あと、選考を受ける企業が今注力しているシステム・技術(AI・IoTなど)について質問するのも良いかと思います。1つ注意点として、逆質問の聞き方には気を付けてください。面接官に「調べていないの?」と思われないよう、事前にリサーチした上で聞きましょう。

日系メガベンチャー社員の回答

他の候補者と差別化できるような質問をすると、良いPRになると思います。そのためには、事前に企業の内部の方と話して理解を深め、一段深い質問をするのが良いでしょう。

企業研究をする中で本当に気になった事実関係や、今回の面接の良かった点と改善点など。

企業にもよると思いますが、逆質問の内容は選考であまり重要視されないため、会社の制度・キャリアパスなど志望企業に対して気になる内容を聞くのが良いと思います。

外資IT社員の回答

逆質問はネットで答え合わせができるような内容でなければ大丈夫です。例えば、「自分がその会社で成し遂げたい内容が実現可能か」など聞くと良いでしょう。

注意点として、「どのような社員がいるのか」「社内の雰囲気はどうか」などは聞かない方が良いです。

逆質問の内容よりも聞き方や目的が大事だと個人的に思います。2つ例を挙げます。

①自己PRを伝え損ね、アピールしたい場合

選考企業の事業の中で関心があるもの・主力製品についての質問はかなり好印象だと思います。ただ、しっかりとした準備が必要です。分からなくても良いですが、自分の意見を持った上で質問すると良いでしょう。

注意点としては、選考が進み現場社員と面接する時は間違いをはっきり指摘する方も多いため、その場合は一旦意見を聞き入れましょう

②志望動機・キャリアプランで手応えがなかった場合

「将来〇〇をしてみたいですが、△△が課題であると考えています。そこで××をすれば私の将来やりたいことは実現すると思っています。私の考えで足りない部分があれば意見をいただいても良いでしょうか?」といった志望動機の添削をしてもらうことで、改善につなげられます。

「自分はこう思いますが、それで合っていますか?」のような質問の仕方が良いと思います。また、「御社のビジョンは○○だと思っており、私はこう貢献したいですが実現可能でしょうか?」など、事前リサーチや情報を受けとめたうえでの自身の解釈を伝えるのも良いでしょう。

ベンチャーIT社員の回答

①過去の新卒で一番成果を上げている人の現在の役割、また成果を上げるまでにどれぐらい時間がかかったか②会社の3年後・5年後・10年後はどうなっているのか③自分が入社するときの会社のフェーズはどうなっているのか、など。

特に「逆質問でこれを聞くべき」というものはありません。強いていえば、自分の会社選びの軸に当てはまっているかの判断材料になる質問が良いと思います。あとは単純に質問の量が多いと「お、弊社に興味あるんだな」と感じとれるため好印象です。

IT業界は勤務時間が長い傾向がある業界のため、もしワークライフバランスを重視する場合はミスマッチがないよう聞きづらいことも質問した方が良いと思います。

一例として、IT業界ではみなし残業が含まれた状態で月収が記載されるケースもありますが(例:30時間分は残業代を定額で支給しますなど)、絶対に30時間残業をする必要があるかというとそうではないため平均の残業時間を聞いてみるなど。

あとは、いかに変化に適応していくかが重要な業界であるため、人事や社員の人がどれほど変化を好んでいる方なのか、変化への耐性がある方なのか聞き出せるような質問をすれば企業の成長性を見極められると思います。

中小IT社員の回答

一番大切なのは、ご自身がその企業に対して気になることを正直に聞くことです。IT業界特有の逆質問は、以下の内容だと思います。

  • 文系出身者の割合
  • 入社後の研修
  • 残業時間 など

【結論】IT業界の逆質問2つのポイント

先ほどIT業界で働く社会人の回答を紹介しましたが、「結局IT業界の逆質問では何が大切なの?」と思った方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、多くの社会人の方が回答していたように、IT業界の面接でのみするべき逆質問は特にありません

しかし、IT業界に限らず逆質問で好印象を得るためのポイントはあります。そこで、逆質問で押さえるべき2つのポイントをまとめます。

①自分の意見・認識を伝えた上で質問

②事前に企業の内部の方と話し、企業理解を深める

①について、多くの社会人が回答していたように「私はこう思いますが合っていますか?実際はどうでしょうか?」と自分の意見を伝えたうえで逆質問しましょう

②について、自分の意見を伝えるためには企業を深く理解する必要があります。しかし、ネットで得た情報だけでは企業理解度の差別化に限界があります。そこで、面接前に志望企業の社員から直接話を聞くことをおすすめします。

逆質問は面接で伝えきれなかった熱意をアピールする絶好の機会であるため、入念に準備しましょう。

まとめ

今回は、IT業界で聞いておいた方が良い逆質問について、実際にIT業界で働く社会人へのインタビュー結果をもとに紹介しました。

逆質問は面接の終盤でされることが多いため気を抜きがちですが、逆質問は面接で伝えきれなかった熱意をアピールする絶好の機会です。

すべての企業の選考で逆質問を徹底的に練ることは難しいかもしれませんが、特に本命企業の選考を受ける際は事前に社員の方に話を聞くなど徹底して準備しましょう。

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