IT業界でよく使われる用語集が一覧になっています。
面接の前や移動中など、単語カード代わりに利用しましょう。
基本用語
エンドユーザー
商品・サービスを実際に使う人のこと
ビジネスモデル用語
ストック型
サービスを月額で課金することにより、毎月一定の収入が継続的に入る仕組みのこと。
従来は契約の際に一括で料金を請求することが一般的でしたが、年々類似サービスが増加し、モノが売れにくい世の中に変化したことで毎月安定的に収益が入るストック型が主流になりつつある。
フロー型
サービス料金を一度に請求することで、単発的に収益を上げるビジネスモデルのこと。小売店やコンビニ・飲食店が代表的な例。
フリーミアム型
基本的なサービスを無料で提供し、そのうちの一部の人が有料化することで収益を上げるビジネスモデル。
ITトレンド用語
クラウドサービス
従来は利用者が手元のパソコンで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワーク経由でサービスとして利用者に提供するもの。具体的にいうと、これまでは文書や表の作成、メールを送受信するためにはWord・Excelなどのソフトをパソコンにインストールする必要がありました。しかしクラウドサービスを使えば、ソフトをパソコンにインストールせずに文書や表作成などの作業・メールの送受信などができます。クラウドサービスの例:Gmail(パソコンにソフトをインストールしなくても、Googleアカウントさえあれば利用可能なメールサービス)
DX
「Digital Transformation」の略。英語圏の国では「Trans」を「X」と表記することが一般的であるため、略称は「DT」ではなく「DX」になります。DXの定義は、AIや6Gなどのデジタル技術を活用し、製品・サービスやビジネスモデルを変革させることです。よく「IT化(デジタル技術を活用した業務効率化のこと)」と混同されがちですが、DXとIT化は目的が異なります。DXの目的は製品・サービスやビジネスモデルを変革させることですが、IT化の目的はあくまで業務の効率化です。
6G
6Gは5Gの進化版で、2030年ごろに導入される通信システムです。5Gで実現する自動運転や遠隔手術において、より安定した通信が可能になり、安全性アップにつながります。
5G
5Gは4Gの進化版で、現在世界中で導入・整備が進められています。具体的に5Gで実現することは、4Kや8Kなどの高画質な動画を多く見れる、自動運転を実施する際通信の遅延なく安全に運転できる、などです。
IoT
あらゆるモノがインターネットにつながる状態・技術のこと。IoTの活用により、離れた場所からモノ(家電や自動車など)の状態を細かく管理できたり、モノの制御ができるようになったりします。
ICT
「Information and Communication Technology」の略称で、インターネットなどを経由して人同士のコミュニケーションを手助けするもの。SNS上でのやり取りが代表例です。ICTとよく混同される言葉にITがありますが、ITは「Information Technology」の略称で、情報を効率的に処理する技術を指します。
AI
「Artificial Intelligence」の略称で、日本語では「人工知能」と訳されます。つまり「知能(人間の考える・認識する・学ぶなどの機能)を持ったコンピューターシステムを指します。機械学習などのAI技術により、自動翻訳や自動運転などが実現しています。
フィンテック
金融サービスにITを活用した分野。身近なフィンテックのサービス例は、PayPayなどのキャッシュレス決済サービス。
VR
コンピュータ上に作られた仮想的な世界を、まるで現実のように体験させる技術
SaaS
「Software as a Service」の略。直訳すると「サービスとしてのソフトウェア」となりますが、ここでいう「サービス」とはオンライン上のサービス、つまりクラウドサービスのことです。SaaSとは、簡単に言うと「インターネットにつながる環境であれば、いつどこからでも利用できるサービス」を指します。